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「販促品」という言葉に聞き馴染みのない方も多いのではないでしょうか?ノベルティとよく似た場面で使用される言葉ですが、自社の販促活動を行う上でノベルティや販促品は、とても大きな貢献となることでしょう。
販促品とは、企業の販促活動に使用するアイテム全般のことを指します。販促品の類語には「販促グッズ」「販促物」「ノベルティグッズ」などがあり、販促品の言い方はさまざまです。
販促品の定義については、こちらの記事でも詳しく紹介しておりますので、ぜひ参考にしてください!

企業や個人でノベルティ商品や名入れ商品を制作する際、何を基準に選んだら良いか迷うことがありますよね。ここでは、販促品の選び方から実際に商品を制作する際のステップまで、詳しく解説していきます。

魅力的な販促品を制作して、ビジネスの成功に役立てましょう!
企業の販促品選びで重要なポイントとは?
目的別に考える販促品の選び方
販促品を選ぶ上で最も重要なのは、販促品を制作する目的を明確にすることです。
例えば、ブランド認知度を高めたい場合には、ロゴ入りのステーショナリーやエコバッグが効果的です。
株式会社ルックが展開するフィンランドのデザインハウス マリメッコ(Marimekko)は、2025年4月9日(水)に人気バッグシリーズ ニットバッグの新作を発売。これを記念し、税込22,000円以上お買い上げのお客様に、ファブリックバッグをノベルティとして配布するイベントを行いました。
引用:[マリメッコ]松屋銀座にてポップアップショップをオープン。人気バッグシリーズ ニットバッグを販売。 | PRTIMES
これらは日常的に使われるアイテムであり、自然にブランド名を広めることができます。
一方で、新商品のプロモーションを行いたい場合には、その商品と関連性の高いノベルティを選ぶと良いでしょう。

例えば、食品関連の企業であれば、レシピカード付きの計量スプーンなどもおすすめです!
配布シーン別に見るノベルティ選択のコツ
販促品は配布するシーンによっても選び方が変わります。
例えば街頭で配布する場合は、軽くて持ち帰りやすいサイズのものがベストです。また、ターゲット層を広めた配布方法なので、予算をきちんと考慮してアイテムを考えるようにしましょう。
大量配布にぴったりのノベルティは、こちらの記事でも詳しくご紹介しています!
展示会では、ブースに足を運んでもらうために魅力的なノベルティが鍵となります。また、その場で使える実用的なグッズも人気が高いです。
弊社独自でとったアンケート結果によると、某展示会でノベルティを取り入れた企業の割合を計測したところ全体の4割となり、ノベルティを取り入れる企業は非常に多いということが分かります。 逆に捉えると、多くの企業がノベルティを取り入れる中で、いかに他社との差別化を図るかという点も課題となってきます。
展示会におすすめの販促品はこちらの記事でも紹介しておりますので、ぜひ参考にしてください!

また、オンラインイベントの参加者などに後日送付する場合には、郵送コストや梱包のしやすさも考慮する必要があります。配送しやすいフラットな形状のクリアファイルや、封筒に入れられるメモ帳など人気が高いです!
販促グッズが注目を集める理由
現代のマーケティングにおいて、販促品の力は侮れません。デジタル広告やSNSでは届けきれない“手触りのある価値”が、オリジナルの販促品には詰まっています。
実際に商品を手に取ったときの印象は強く、名入れをすることでさらに印象強く企業名が記憶に残りやすくなります。
また、販促品を通してブランドの世界観や企業の姿勢を表現することができるため、特にブランディングに力を入れている企業には有効な手段です。
コストを抑えた販促品選びのポイント3選
低価格で高品質を実現する方法
販促品を取り入れる際には、もちろんコストが発生します。限られた予算の中でも、質の良いノベルティを選ぶことは可能です。コストパフォーマンスを最大限に発揮してくれる販促品を取り入れたいですよね。
まず意識すべきは「ロット数」です。発注数が多くなるほど、単価は下がる傾向にあります。可能であればまとめて発注し、コストダウンを図りましょう。
また、既製品に名入れをする方法は、完全オリジナル品よりもはるかにコストを抑えることができます。既製品のラインナップでも、最近は高品質でデザイン性の高いものが増えているので、ぜひ参考にしてください。
コスパ抜群の販促品については、こちらの記事でも紹介しています!

ノベルティ制作にかかる平均単価の把握
最大限にノベルティの効果を発揮するには、ノベルティの平均単価を把握しておくことも重要です。定番人気のノベルティでは、一般的には以下のような価格帯が参考になります。
- メモ帳・付箋:30円~100円
- エコバッグ:100円~300円
- 名入れボールペン:50円~150円
- トートバッグ:300円~700円

予算に応じて複数のアイテムを組み合わせることで効果的なプロモーションが可能です!
金額別おすすめ販促アイテム例
販促グッズドットコムでは、幅広いシチュエーションやターゲット層に適応できるよう、様々な種類のアイテムを展開しています。
今回は、その中でも厳選したノベルティを価格ごとに紹介していきます!
100円以下のアイテム
販促品におすすめのアイテムを見てみよう!
人気ステーショナリーグッズの選び方
ステーショナリー関連の販促品はコストパフォーマンスが高く、幅広い層に喜ばれる定番ノベルティです。特に名入れ可能なボールペンや付箋、メモ帳などは、企業ロゴを入れることで日常的に目に触れる機会が増え、企業の認知向上に非常に貢献してくれる販促品となることでしょう。
販促グッズドットコムおすすめのステーショナリー関連の販促品を、厳選して3つご紹介します!
4in1マルチボールペン【カラー選択可】

レザーライクハードカバーメモ帳(ミシン目付き)【色指定可】

電子メモパッド4.4インチ

実用性抜群!エコバッグやトートバッグ
環境への配慮が求められる昨今、エコバッグやトートバッグは人気のノベルティとして定着しています。特にマチ付きで自立するタイプや、折りたたみ可能で携帯性に優れたものは実用性が高く、日常使いされやすいです。
大きめのロゴをプリントしても違和感がないアイテムが多いので、ブランドアピールにも最適。素材もコットン、ポリエステル、不織布など多様で、目的や予算に応じて選べます。
販促グッズドットコムおすすめのエコバッグ・トートバッグを、厳選して3つご紹介します!
セルトナ・ボール型レジバッグ(カラー選択可)

厚手コットンA4フラットトート(ナチュラル)

プレント・コンパクトエコバッグ【カラー選択可】

エコバッグ・トートバッグの販促品については、こちらの記事でも詳しくご紹介していますのでぜひ参考にしてください!
トートバッグとエコバッグって何が違う?意外と知らないバッグの種類をご紹介!
季節やシーンに応じたアイテム提案
季節や特定のシーンに合わせたアイテムを選ぶことも、販促戦略として効果的です。
季節ごとに人気の高いアイテムやそのポイントを下記にまとめました!
季節 | 人気グッズ | ポイント |
---|---|---|
春 | エコバッグ、ボトル、タオル、文房具 | 新生活・外出増加に便利なアイテム |
夏 | 扇子・うちわ、クールタオル、防水ポーチ | 熱中症対策やアウトドア向け |
秋 | ブランケット、マグカップ、トートバッグ | 防寒・行楽シーズン向け実用品 |
冬 | 加湿器、手袋、ホットアイマスク、クリスマスグッズ | 防寒・乾燥対策やイベント需要 |
また、シーズンごとのイベント(クリスマス、バレンタイン、夏祭りなど)に合わせてオリジナルノベルティを作ると、さらに印象的な販促になります。
知らなきゃ損!販促品導入の効果を最大化するコツ
キャンペーンに合わせた活用法
販促品は、キャンペーンの内容に合わせて活用することで、その効果を最大化することができます。
土屋鞄製造所では、店舗リニューアルに伴い、丸の内店で合計55,000円(税込)以上ご購入の方に先着で、オリジナルノベルティ「眼鏡ケース兼ペンケース」をプレゼントするキャンペーンを行いました。
引用:創業60周年の土屋鞄、「丸の内店」を4/25(金)移転オープン「アトロー」シリーズ新作・数量限定色を先行販売 | PRTIMES
「○○円以上お買い上げでプレゼント」や「アンケート回答者に進呈」といった特典形式は、購買意欲を引き出す効果がありますね!
また、特定のキャンペーン期間中にしか手に入らない限定アイテムを用意することで、希少性を高めて顧客の購買意欲を刺激することができるでしょう。
顧客ターゲット別の販促戦略アイデア
販促品を取り入れる上で、顧客の属性に応じたアイテム選びは非常に重要です。
たとえば、若年層向けにはおしゃれで可愛い雑貨系、中高年層には実用性重視のアイテム、ビジネスパーソンには高級感あるステーショナリーやモバイルグッズが喜ばれる傾向にあります。
また、ファミリー層向けにはキャラクターグッズやお子様も使えるアイテムを選ぶと、家庭内での使用率が高まり、長期的な認知向上につながります。

ターゲットのニーズに合わせたアイテム選びが、成功への鍵となりますね!
展示会やイベントでの効果的な配布方法
展示会やイベントでは、限られた時間の中で多くの来場者にインパクトを与えることが求められます。多くの競合企業が参加する中で、いかに他社との差別化を図るかが重要となってきます。
そのため、目立つディスプレイやインタラクティブな体験を提供することで、ブースへの来場を促進することができます。
また、来場者がその場で使えるアイテムや、持ち帰ってすぐに役立つノベルティは、イベント終了後もその企業を思い出させる効果がありますね。
法人におすすめの販促品はこちらの記事でも紹介しておりますので、ぜひ参考にしてください!

オリジナル販促品の制作ステップを徹底解説
制作依頼から納品までの流れと納期の目安
オリジナル販促品を制作する際の基本的な流れを下記にまとめました。
- 企画を定める:目的やターゲットに合わせたアイテムを選定します。
- デザイン作成:名入れやロゴのデザインを決定します。
- ノベルティ会社での見積もり作成:複数の業者から見積もりを取得し、コストを比較します。
- 発注:納期を確認し、発注します。
- 納品:予定通りに商品を受け取ります。
サンプル確認の可否や、ロット数による納期の影響など、必ずしもスムーズに制作できるとは限りませんので、スケジュールには余裕をもって制作に取り掛かるようにしましょう。
デザインやロットに関する具体的な注意点
デザイン面ではロゴや文字のサイズ、色の再現性に注意しましょう。細かいデザインは潰れやすいため、ある程度のシンプルなデザインの方が制作しやすいといったメリットもあります。
制作している際のイメージと仕上がりイメージに差異がないよう、サンプルを確認しておくと安心ですね。
また、最低ロット(最小注文数)が設定されている商品も多いので、必要数と合っているか事前に確認しておくようにしましょう。
小ロットでも制作可能なアイテムについてこちらの記事でご紹介しておりますので、ぜひ参考にしてください!

注文時に必要なデータやサンプルの確認
オリジナルグッズ制作の注文時には、デザインデータを正確に準備することが必要です。特に、ロゴや名入れのデータは解像度が高く、印刷に適した形式で用意すると良いでしょう。
名入れを行う場合、多くの業者ではAI(Illustrator)形式のデータを推奨しています。データがない場合でも、文字入れだけなら対応してくれるケースもありますので、注文前に確認しておくと安心ですね。
また、事前にサンプルを確認できると、実際の仕上がりイメージがつかみやすく、トラブルも防げます。色味や素材感、印刷位置など、しっかりチェックしておくことが大切です。
まとめ
今回ご紹介したように、企業向けのオリジナル販促品を選ぶ際には、目的に応じた商品選びやコスト管理が重要です。また、ターゲットやシーンに合わせたアイテムを選ぶことで、より効果的なプロモーションが実現できます。
販促品は、コストを抑えながらも高品質なアイテムを選ぶ工夫が必要となりますので、販促品の相場や需要を把握しておくことも大切です。名入れ対応の商品を選ぶことで、さらに企業認知の強化につながります。
この記事でご紹介したポイントを参考に、センスの光るノベルティを制作し、ビジネスの成功を目指してみましょう。販促品はただのアイテムではなく、ブランドとの接点を創り出す大切なツールです。あなたのビジネスを一歩先に進めるための、素敵な販促品作りを応援します!

販促グッズドットコムでは名入れ可能なアイテムも多数ご用意しておりますので、お気軽にご相談ください!