
目次
イベントやセミナーで消耗品をノベルティとして大量配布するノベルティの活用方法も多くありますが、近年では企業のオリジナルグッズを制作する手法も増えています。企業グッズを制作する際に大切なのは、受け取った人が「使いたい!」と思うデザインや機能性を持っているかどうかです。センスのいいノベルティは単なる販促ツールではなく、企業イメージやブランドの価値を伝えるアイテムとなり、販促効果に大きく貢献してくれます。それでは一体、企業に大きな利益をもたらしてくれる企業グッズ制作とはどのようなことをしたら良いのでしょうか?

今回は、オリジナル企業グッズで企業を一新する方法についてお話ししていきます!
企業グッズで注目を集める方法

- 実用性の高いアイテムを選ぶ:実用的なアイテムは使用頻度が高く、企業ロゴやメッセージが目に触れる機会が増えるため、長期的なPR効果が期待できます。
- トレンドを取り入れる:タイムリーなノベルティは「今欲しい!」という気持ちに応えるため、配布時の印象が強くなります
- デザインにこだわる:デザイン性が高いグッズは、SNSで拡散される可能性も高まり、話題性を生み出します。
- 名入れで特別感を演出:「自分のために作られた」と感じられるため、より親近感を持ってもらえます。
- 限定感を演出:限定感が購買意欲や興味を刺激し、「ぜひ手に入れたい」という行動につながります。
- 配布シーンの工夫:イベント自体への集客効果を高めると同時に、ノベルティが記憶に残りやすくなります。
- メッセージ性のあるグッズ:グッズを通じて企業の価値観を伝えられるため、ブランドイメージを強化できます。
- SNSでの活用を考慮:SNS投稿を通じてノベルティが拡散され、新たな顧客層への認知が広がります。
センスのいいノベルティの選び方と事例
ノベルティグッズは単なる配布物ではなく、企業の顔となる大切なアイテムです。「センスの良いノベルティ」とは、デザイン性はもちろん「実用性」と「デザイン性」のバランスを取ることが重要となってきます。エコ意識の高い企業ならオリジナルのエコバッグやリサイクル素材を使った文具が人気が高く、技術系の企業ではUSBメモリやモバイルバッテリーなどのガジェット類が人気など、自社のターゲット層や業種に合わせたアイテムを考えることも非常に大切です。一口に、おすすめのアイテムを取り入れるのではなく、「自社の販促において効果のあるノベルティ」を企業グッズとして取り入れるようにしましょう。 例えば、株式会社マネーフォワードでは、資料をダウンロードした方の中から抽選で100名様に卓上カレンダーをプレゼントするキャンペーンを実施しています。アイテムとターゲット層がマッチしている具体例と言えますね!
おしゃれなデザインアイデアで企業イメージを向上

人気アイテムランキング2025年版
販促グッズドットコムでは幅広いシーンでノベルティを取り入れることができるよう、豊富な種類のアイテムを展開しています。今回はその中でも人気のアイテムを、2025年最新版でのランキングにてご紹介していきます! 1位:スペンザ・ソフト再生PETコンビニサイズエコバッグ【カラー選択可】




オリジナルグッズ制作の基本ステップ

- グッズ作成の目的に応じたアイテム選び
- デザインから入稿までの流れ
- 見積や最短納期の確認ポイント

それぞれのポイントについて詳しく解説していきますので、ぜひオリジナルグッズ制作の参考にしてください!
グッズ作成の目的に応じたアイテム選び
オリジナルグッズを制作する際にはまず、グッズ作成の目的を明確にすることが重要となってきます。新規顧客の獲得が目的の場合、広く配布できる低コストのアイテムが適しています。一方、既存顧客への感謝を表すアイテムであれば、高品質で耐久性のあるアイテムを選ぶのが良いでしょう。例えば展示会での配布を目的とする場合、その場で使えるメモ帳やボールペンなどが効果的です。その場でそのその商品を使用いただくことで、展示会中に企業名を目にする機会を増やすことにも繋がります。 株式会社PRIZMAが独自で取ったアンケート内容によると、「Q4:展示会で印象に残ったブースの特徴について教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『展示内容が明確だった(52.8%)』と回答した方が最も多く、次いで『担当者の対応が良かった(44.7%)』『ブースが視覚的に魅力的だった(39.6%)』と続きました。



デザインから入稿までの流れ

- アイデア出し:ブランドイメージやターゲット層を考えたデザインを企画
- デザイン作成:自社のブランドガイドラインに沿ったデザインを複数案作成(プロのデザイナーに依頼するか、自社でテンプレートを活用する など)
- 社内での承認:作成したデザイン案を社内で検討し、最終案を決定
- ノベルティ会社への相談:選んだデザインが技術的に実現可能かどうか、ノベルティ製作会社に確認
- 入稿データの作成:製作会社の指定するフォーマットでデータを作成
- 最終確認:入稿前に、色やサイズ、文字の配置などを最終確認
- 入稿:確認が完了したデータを製作会社に送付

見積りや最短納期の確認ポイント
ノベルティを取り入れるにあたり、会社ごとの予算が定められていることでしょう。決められた予算の中で、コストパフォーマンスの高いアイテムを制作することが重要です。また、納期も意識しておく重要なポイントとなってきます。見積/納期それぞれ意識しておくポイントを下記にまとめました。 見積もりで抑えるべきポイント- 数量による価格変動
- 追加料金(デザイン料、版代など)の有無
- 納期による価格の変動
- サンプル作成の可否とその費用
- 通常の制作期間
- 急ぎ対応の可否とその追加料金
- 納品方法と配送に関わる日数
ノベルティグッズの効果を最大化する方法


ここからは、ノベルティ効果を最大限に発揮できる具体的な方法についてお話ししていきます!
配布シーンに適した企画案の立て方
ノベルティは日々様々な種類のアイテムが展開されていますが、配布シーンに適したアイテムを取り入れることが重要なポイントとなってきます。例えば、展示会ではその場で使える実用的なアイテム(メモ帳、ボールペンなど)、新規顧客獲得ではインパクトのある珍しいアイテム(折りたたみ式水筒、多機能ツールなど)、既存顧客への感謝の品としては、高品質で長く使えるアイテム(レザー製品、ブランド傘など)など、配布シーンやターゲット層に合わせてアイテム案を考えていくようにしましょう。販促品として実用性重視の選択
日常的に使いやすいアイテムは、自宅やオフィスなど多くの人の目に触れる機会が増えるので、必然的に企業名やロゴの露出機会が増えます。例えば、名入れのボールペンやノートは、日常生活はもちろん仕事中や学校でも活用でき、販促効果が期待できるアイテムです。実用性重視のアイテムとして人気の高いノベルティグッズを下記にまとめました。
エコバッグ・トートバッグ ボトル・タンブラー モバイルバッテリー 同じアイテムでも、名入れの内容が違うだけで全く違う雰囲気を出せるのがオリジナルグッズの特徴なので、人気アイテムをノベルティとして取り入れた上で、他社との差別化をきちんと図ることができますね!SDGs対応アイテムで環境意識をアピール

近年、エコ素材を使用した環境に優しいノベルティグッズが多く展開されています。再生プラスチックや竹素材を使用したエコ商品は、環境意識の高いターゲット層に響きます。また、SDGsをテーマにしたキャンペーンと組み合わせることで、企業の社会的責任を強調することにも繋がりますね。 エコロシティ株式会社が、30歳以上の男女100名を対象に「企業から配布されるグッズ(以下、「ノベルティ」)」に関する調査を実施したアンケートでは、「企業のSDGsの取り組みを知ることで、企業に興味をもつ」という感じる人が38%、「自分もSDGsの目標に向かって取り組めている」と感じる人が11%、「企業に興味をもたないが、SDGsに興味をもつ」と感じる人が10%という結果になりました。
出典:3.SDGs関連商品を差し上げることで、企業やSDGsに興味をもつ人は全体の59% | PRTIMES エコロシティ株式会社
SDGsにおすすめのノベルティについてはこちらの記事でも詳しくご紹介しています!
オリジナルグッズの魅力を引き出すデザイン性
オリジナルグッズにおいて、デザインは魅力を引き出す最大の要素と言えます。せっかくコストをかけて配布するノベルティなので、使ってもらえなければ意味がありません。日常生活で使用していただけるようなアイテムにするには、日常を損なわないデザイン性は非常に重要となってきます。それでは、オリジナルグッズをさらに効果的なアイテムにするにあたり、どのようなことを意識すれば良いのでしょうか?
ここからは、オリジナルグッズの魅力を引き出すデザインの考え方について解説していきます!
企業ブランディングとデザインの基本
効果的に企業ブランディングをしていくには、デザインが非常に重要となります。ただ「おしゃれであれば良い」ということではなく、それぞれのポイントを意識したデザインにしていくことが重要です。それでは、デザインの基本としてどのような点を意識したら良いのでしょうか?下記に主なポイントをまとめました。- 一貫性:ロゴ、カラーパレット、フォントなど、すべての要素で一貫性を保つ
- シンプルさ:複雑すぎないデザインで記憶に残りやすくする
- 独自性:他社と差別化できる要素を取り入れる
- 適応性:様々なサイズや媒体で使用できるデザインにする

フルカラー印刷で目を引く仕上がりに

- グラデーションを使用して立体感を出す
- 写真やイラストを取り入れて視覚的インパクトを高める
- 企業カラーを基調としつつ、アクセントカラーを効果的に使用する



ユニークな形状・素材の活用方法
ノベルティの形状や素材にこだわることで、インパクトを与えることができるでしょう。例えば、コルク素材のノートやリサイクルガラスを使用したタンブラーなど、他にはない個性的なアイテムが注目を集めます。近年では、SDGsの観点からリサイクルポリエステルやバンブーファイバーなどリサイクル素材を使用したエコアイテムも増えておりますので、ノベルティとして取り入れることで企業のイメージにアップに繋げることも期待できますね!
企業ノベルティの企画と注文のコツ

ターゲット層に合わせたノベルティの選定
ノベルティのアイテムを選定する際に、まずターゲット層を明確にすることが重要です。例えば、若年層にはおしゃれなデザインやトレンドアイテム、学生やビジネス層には実用的なグッズ、主婦層向けにはキッチン用品や収納グッズなどが特に喜ばれます。ターゲット層の年齢や趣味、ライフスタイルを考慮してアイテムを選ぶようにしましょう。 それぞれの層におすすめのノベルティについては、こちらの記事でも詳しくご紹介しています!



制作前の見積・校正依頼での注意点
制作前に見積もりや校正を依頼して、仕上がりイメージをきちんと確認しておくことが大切です。特に、印刷物の色味やサイズ感は、実物を確認して微調整を行うようにしましょう。見積と校正の段階で以下の点に注意することで、スムーズに制作を進めていくことができるでしょう。
- 複数の業者から見積もりを取り、価格と品質のバランスを比較する
- 追加料金(デザイン料、版代など)の有無を確認する
- サンプル作成の可否とその費用を確認する
- 校正段階での修正可能範囲と追加料金を事前に確認する
- 印刷や刻印の位置、サイズを実物で確認する
注文から納品までのスムーズな進め方
注文から納品までスムーズにノベルティ制作を進めるには、下記のポイントを意識しておくようにしましょう。- スケジュールの確認:納期に余裕を持ってスケジュールを立てる
- サンプルの依頼:実物サンプルを確認して品質チェック
- 配送手配:配布場所や日時に合わせて配送スケジュールを設定
まとめ
今回ご紹介したように、オリジナルの企業グッズは単なる販促ツールではなく、企業の価値観やメッセージを伝える重要な役割を果たします。ノベルティの選び方からデザイン、注文までの流れをしっかり押さえることで、スムーズなノベルティ制作に繋がります。ノベルティを制作する目的や配布した後の効果測定など、きちんと目的を明確にしてノベルティを取り入れることで、販促効果にも大きく貢献してくれるアイテムとなることでしょう。今回の記事を参考に、ぜひ自社の販促品としてノベルティを取り入れてみませんか?
販促グッズドットコムでは名入れ可能なアイテムも多数ご用意しておりますので、お気軽にご相談ください!